ためしてガッテンで紹介された深蒸し茶!

静岡茶の産地の中でも牧之原台地はその肥沃な土壌と、周囲には茶畑に降り注ぐ日光をさえぎる山々がないため、他の地区と比べて茶葉は肉厚で大きいのが特徴です。 さんさんと太陽を浴び育った茶葉は日照時間(光合成をする時間)が長いためお茶の栄養素であるカテキン、クロロフィルがたっぷり含まれています。 その健康で肉厚な茶葉の旨味・栄養を余すことなく取り出すため、牧之原では深蒸し製法でお茶に加工しています。 普通の煎茶よりも約3~4倍長い時間をかけて茶葉を蒸し、茶葉の中まで十分に蒸気熱が伝わるため、形は粉っぽくなりますが、お茶の味や
緑の水色(すいしょく)が濃く出ます。また長時間蒸されることで茶葉が細かくなり、お茶をいれた際に茶葉そのものが多く含まれるので、水に溶けない有効成分も摂取できる特徴をもっています。

荒畑園の荒茶工場では熟練の茶師が、蒸し時間や揉み工程、乾燥までの各段階を細心の注意を払って製茶します。特に新茶は繊細なため、少しの蒸し加減の差で仕上がりが大きく違ってくるため、ここを見極め、加減するのが茶師の腕の見せどころ。荒畑園のお茶は普通煎茶の3~4倍長く茶葉を蒸す「深むし製法」でつくった「深むし茶」です。肉厚で大きな緑の葉は、長く蒸すことにより組織が分解され、タンニン(苦渋味)含量が減り、アミノ酸のテアニン(甘み)が増してまろやかなお茶に仕上がります。茶葉を細かくすることで、きれいなグリーン、まろやかな甘味と深いコクのあるお茶になります。 荒茶に仕上げたお茶は味と香り、そして鮮度を保つため、真空パックにし、温度管理した大型冷蔵庫で保存します。 仕上工場ではお客様からご注文をいただくと、その分づつ「火入れ」という再製仕上げをし、袋詰めして発送していきます。「火入れ」とは、荒茶を乾燥させながら、茎・粉・芽などを取り出し、風味を出すために火をいれる作業のことです。茶師はその日の天候や温度で仕上がりが変わる繊細な作業も長年の経験と研究をもとに、何度も味と香りを確かめながら、火入れ加減、火入れ時間など微妙な差を経験と五感で調節していきます。茶師の技が荒畑園のオリジナルの味をつくっています。
